日本の論文です。骨転移の放射線照射患者での就労継続について前向きに検討した論文です。40人のフォロー者のうち6か月後の就労継続者24名で、若年者(p=0.000)、パフォーマンスステータスが良好(p=0.000)、歩行可能な患者(p=0.008)、痛みの数値評価尺度が低い患者(p=0.000)が有意に多くみられました。就労継続も一定数いることから、痛みのコントロールをしっかりと行うなど適切な支援を受けながら就業継続できる枠組みを提示することの重要性が示唆されています。
Shirato H, Adv. Radiat. Oncol., 2023
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