21編の論文を統合した頭頚部がんの職場復帰に関するレビューです。頭頚部がん全体の職場復帰率は67%(95%CI 62%-73%)でした。復帰患者は、不安とうつ病の尺度(HADS不安尺度、HADSうつ病尺度)が低い傾向にあったようです。頭頚部がん患者は、発語の問題でコミュニケーションが不良になったり、食事がとれなくなったり、容貌等の変化による自身の喪失などにこれらの問題に直面しがちです。状況を共感し、いい提案を続けることが必要であると考えられます。
https://doi.org/10.1002/hed.27197
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