肺がん患者と治療にあたる医師について、両立支援に関する意識や実態について自記式質問紙調査の結果についてまとめられています。主治医の6割が患者の希望に応じて治療と仕事の両立に貢献したいと思っているという結果でした。一方で、患者の側は自分の勤務状況について主治医がよく知っていると思うと回答した人は24%程度に留まっており、診察室で仕事の内容が必ずしも伝えられる状況にないことが推察されます。なお、薬物療法実施時に元の仕事を継続できた患者は25%程度であったことから、治療開始時にもう少し議論されてもいいのかもしれないです。興味のある方は以下のリンクからぜひ原文をご確認ください。
目次
コメント